津軽海峡 2012 10 20

 私は、2012年10月8日に「将来の計画」という文章を書きました。
ここで言いたかったのは、
宮古島、石垣島などの先島諸島が、国防上、手薄になっているということです。
(先島諸島とは、宮古島、石垣島、西表島、与那国島のことです)
 その後、10月16日に、中国海軍の艦艇7隻が、
与那国島と西表島の間の接続海域を通過したというニュースがありました。
 西表島は、極めて人口が少ない島なので、
「いつの間にか上陸されていた」ということがないように注意しましょう。
 次は、「中国の艦隊が津軽海峡を通過」というニュースが流れるかもしれません。
この海峡は、国際海峡になっていますので、外国の軍艦でも通過できます。
くれぐれも中国の大艦隊が通過するような事態を招かないように注意すべきでしょう。
 日本の場合は、国民どころか、
政府まで「平和ボケ」していますので、そういう可能性は、十分あります。
 東シナ海だけ注意していては駄目です。
中国の東北部から津軽海峡を通過すれば、アメリカまで一直線です。
これは、「アメリカに刺さる槍」のようなものでしょう。
太平洋に出る「窓」は、東シナ海だけではありません。

将来の計画 2012 10 8
 中国の軍人からは、尖閣諸島は、どう見えるか。
尖閣諸島にあるのは、経済的な価値ではなく、軍事的な価値でしょう。
採算ベースで考えれば、海底資源は難しいものがあります。
 沖縄には、米軍や自衛隊の基地がありますので、
ここを攻め落とすのは、難しいでしょう。
 しかし、沖縄・宮古海峡は、軍事的には、極めて重要な海峡です。
そこで、中国軍は、尖閣諸島にミサイルを設置し、
ミサイルで台湾の台北市と日本の宮古島を威嚇しつつ、
将来的には、宮古島、石垣島などを日本から剥ぎ取る作戦の方が合理的です。
つまり、台湾省は、尖閣諸島も宮古島なども含むということです。
 地図で見れば、宮古島を含む先島諸島は、
日本列島に連なるというよりも、台湾島に連なると考えた方が自然でしょう。
 尖閣諸島を押さえれば、
宮古島も石垣島も台湾も手中に収めることができるでしょう。






































































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